宮崎の実家には、私が小学校1年生の時に両親に買ってもらったピアノが
ありました。
黒塗りのKS1という河合ピアノです。
約10年間は、よく弾きましたが大学へ進学すると、たまにしか実家にはいないので
弾く機会も減りました。
しかし、大村典子先生(元宮崎県立看護大学教授)とのご縁から、親友の日高百合子さん一家と私の両親と私で、ファミリー連弾コンサートに出演したり、その様子がNHKテレビで特集されたりしたので、私のピアノはとても思い出深いものになりました。その番組のラストシーンは私のピアノの鍵盤でした。
母はまるで私の身代わりのように、このピアノをリビングにドーンと置いていました。ピアノを習っていたころは毎年調律もしていましたが、近年はすっかり放ったらかしでした。
今回、横浜で使っていたピアノを持って帰るにあたり、実家のピアノを処分することにしました。と言ってもかなり悩んだのですが・・・
解体してチェックしてもらうと、いろいろと不具合が見つかり、びっくりでした。
音がでればよいというものではなく、中身は相当ガタがきていました。
挙句の果ては、処分すると決まった日から急に鍵盤が剥がれだしたのです。
さすがにこのピアノへの未練は断ち切れましたが、楽器も人と同じだと、メンテナンスの重要性を痛感しました。
またこの世のすべてのものは、移り行くもの、新陳代謝していかなくてはいけないのだと思い知らされました。
諸行無常です。
執着せずに手放す勇気が必要だと思いました。
手放さなければ得られないのだと。
空気も吐くから吸う・・・
エネルギーも出すから入ってくる・・・
どんなことも自ら進んで行動するから得られるし、お金もエネルギーだから出すが先!
実家には、両親が手放せなかったものたちが、たくさんたくさんあります。
すべてはあの世には持っていけなかった物たちです。
私はこれらの物と向き合い、日々手放していこうと思っています!
いろんな物やしがらみを手放して身軽になりたい!
あ~~~言うは易し、行うは難しです・・・
そして新しい挑戦をし続けたいです。
ピアノを手放すにあたっていろいろと考えさせられた私でした。